身体を使う事の共通点3
昨日は太極拳に行ってきました。
余談ですが、元々クローズした鷺ノ宮フィットネスクラブのメンバーなので、白鷺、鷺ノ宮、若宮だけでなく、阿佐谷北から通っている人もいます。下井草の人はご近所に大手フィットネスクラブがあるのでいないみたい・・・というわけで、ここに越してきてから初めて、近所のおばさんたちと懇意になれそうです。
太極拳のクラスでは、複数の関節の動きが、お互い影響し合わない様に、また常に身体の何処かが突っ張る感じをなくして、身体の中が快適な状態をキチンと感じられる様にするために、先生は毎回言葉を変え、色々な表現で教えてくれています。
今回の例えは、「背の高いバネのついた椅子に座っている感覚」(先生の言葉そのままなら「弓の上に座る」でした)
身体が動くとき少し深く座りなおす、すると椅子のバネが下から押し上げてくれるので、その力を利用して身体を浮かせて移動する、という話をしてくれました。
太極拳はゆっくりした動きです。勢いや反動を使って激しく急速に動く運動ではないし、身体の一部に負荷がかかる事もないので、ピアノを弾いている身としては、安心して練習に参加できます。
ピアノでは、なるべく自分で力は省エネにして、体重の掛け替えと反動の力を利用し、運動から派生した動きを、そのまま次の一連の動きに繋げていく事によって、身体が快適な状態で弾き続けることができると思います。
太極拳は、重力と重力の反作用の力を使うのかな?と思い、キャリアのありそうな人に尋ねてみたら、「そういう事も考えられるわね。」っと、他のことも丁寧に教えていただけました。なんでも聞いてみるものですね。
ピアノと太極拳、それなりに共通点がありそうです。太極拳は勿論健康維持のためにおこなうものなのですが、ピアノも演奏することで健康維持につながると良いですね。
2016.04.16│コラム