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主宰　長尾 実喜

主宰　長尾 実喜

このページを初めてごらんになる方に、まず私と音楽との関わりを簡単に紹介したいと思います。

ピアノのレッスンを始めたのは4才からです。
中学2年生から音楽高校への受験態勢に入り（かなり遅いほうだと思います）、音楽科が併設された公立高校に入学しました。
当時は、試験等で「早く弾ける」「強く弾ける」能力が成績に影響していたようです。

小柄で体力的に優っていなかった私は、音楽大学で「リトミック」を専攻する事となり、進む方向が180度変わっていきました。
リトミック（音楽による即時反応を伴った教育方法）に触れ、ピアノだけでなく声楽も勉強しなければならなかったことは勿論、今までどちらかというと音楽エリートを目指しているような環境だったのが良くも悪くもすっかり様変わりしてしまったことが、私にとって大きな変化でした。

大学での「リトミックの勉強」は、まさに『つまみ食い音楽生活』でした。
リトミックの創始者であるダルクローズは3つの柱として『リズム運動』『ソルフェージュ』『即興演奏・キーボードハーモニー』を掲げていたため、『リズム運動』『ソルフェージュ』のために身体表現の訓練。『即興演奏・キーボードハーモニー』のためのピアノの練習、作曲法音楽理論の勉強・・・と多岐にわたる分野に対して試験を受けさせられる羽目になり、ピアノだけに固執していた生活から徐々に離れることになりました。
また、その一方で大学のサークル（音楽療法）を通して、人とコミュニケーションをとりながら即興演奏をする楽しみを知りました。
そのままラウンジ・パーティ等の演奏をしてきましたが、サービス業として音楽に関わることも良い経験になりました。
そして平行してクラシックの勉強を再開、ステージでの演奏等（主に伴奏ですが）の仕事もしました。
学生時代から母校で「ボディ・テクニック（身体表現のための基礎訓練のクラス）」の伴奏者に指名され、そのまま大学に勤務できたことも大変幸運だったと思います。

このような私ですが、同じように音楽を好きな人に対し何か伝えられたらと、未熟ながら指導者の道も模索しはじめました。
音楽が縁となり人の輪が広がっていく・・・それが今私の夢になっています。ご興味のある方は是非ご連絡を下さい。

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