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お知らせ

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無理をしない練習

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楽しいこと=⁇

 

 

人それぞれ⁇のところに入る言葉は違うでしょう。

 

 

旅行に行く、家族で遊園地に行く、デートする、部屋に閉じこもって読書する、美味しいものを食べる、ペットと遊んだり世話をしたりする…等々。みんな脳の餌になることだそうです。

 

 

その他に、「努力をする」という楽しみもあるそうなんです。

 

 

人間は元々「努力遺伝子」があるらしいです。なので努力することも「楽しみ」の一つに感じられるそうです。が、一方で努力遺伝子のせいで徒労に繋がる無駄な努力をしているかもしれません。どうせなら努力が報われそうなことをした方がいいのですよね。「勝てそうなゲーム」を選んでいくことによって、成功体験に繋がったり、人生の全体運も上がりそうな気がします。

 

 

ピアノの先生も「ピアノが上達するゲーム」に勝てる方法を教えてくれます。だから、一人で練習するより先生にレッスンしてもらったほうが近道を通って上手になります。

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ところで、上達の実感があると「努力=向上=楽しい」の図形が成り立ってきて更に楽しくなります。陥りやすい罠は「努力=満足」になることです。

 

一生懸命努力していることで、なんか満足しているとか…自分の子供が頑張っている姿を見ていると満足だとか…

 

当たり前ですが、子供が一生懸命努力している姿を見て、嬉しくない親はいないでしょう。次から次と課題に挑戦して、たとえ結果が出なくても、根気よくコツコツと努力し続ける我が子の姿は美しく見えるかもしれません。

 

私の母は上記のタイプでした。しかし、私は子供の頃から努力のできない人で、心中努力はダサいと思っていました。

 

実は、この母娘は結構上手くいっていました。母は娘が一生懸命努力してピアノを弾いていると勘違いしていたのですが、わたしにとっては一定時間練習するのは、ただの生活習慣だったのです。音楽の勉強ができたのも母の応援があったからなので、今思うと心苦しいのですが・・・

 
とは言っても「コツコツ一生懸命努力する…しかも結果が出ようが出まいが、次々と挑戦し続けなければならない」なんて自分の身に置き換えたら絶対イヤですよね。
頑張りすぎないこと、これが長く一つの事を続けられる秘訣かな?と考えたりします。yjimage-10

 

私が子供のコンクールに消極的なのは、そんな考えが、頭をチラチラしてしまうからです。その代わりに年2回発表の場を持つ様にしてきました。

 

皆さんマイペースですが、ピアノがイヤになったり、練習が辛くて辞めてしまう人は今までいませんでした。それが教室として一番大切な事なのかな…と思っています。

 

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