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お知らせ

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只今、譜読み中・・・

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譜読みして練習することは、新しい曲を脳に入力する事ですよね。聴覚なのか視覚に頼るのか、触覚なのか、手の筋肉の収縮具合か、腕も含んだ運動系か…何かで記憶して弾く事に慣れていくわけです。

 

最初に何の情報をインプットするのか、または後回しにするのか…残念ながら、譜読み中の脳内をカチ割って覗く事はできないので、わからないのですが、実は十人十色どころでなく、信じられない様なところからインプットしている人もいるかもしれません。

 

直感的に楽譜を見た瞬間からイメージが湧いてアイデアがいっぱい溢れる人、そういう人の感性ってすごいなぁ・・と思います。

 

ところで、前のコラムと重複しますが、「思わず鍵盤を見てしまう」または「鍵盤を見ていないと不安で弾けなくなる」人は、視覚情報に頼りすぎています。そういう人は、完全に曲を覚えていない間、楽譜も ‘一生懸命見ないと次の音が弾けない’ けれども ‘鍵盤も見ていないと弾けない’ ので、視点が鍵盤と楽譜をかなり短い間隔で行ったり来たりしています。『暗譜しなさい、でないと合格できませんよ』で育てられて、ピアノが好きで大人になって戻ってきた人に多いです。

 

子供時代には通用した丸暗記も今はもう通用しないので(子供時分に弾いていた曲に比べて長くなるは複雑になるわで・・・)はじめから暗譜をしない作戦に出ても、『手元を見ていないと不安で思わず鍵盤を見てしまう』『見て覚えたつもりでも視点が楽譜から離れた途端に音がわからなくなってしまうので止まってしまう、または全く違う音を弾いてしまう』ので「ピアノを弾くことはやっぱり難しいことなんだ」と頭に刷り込んでしまいがちです。

 
例えばですが、冷蔵庫上段に入っている‘何か’を取り出そうとして、冷蔵庫を開けて見上げた瞬間に何を取り出すか忘れてしまった、とか。高いものを取るために脚立に乗ったら一瞬クラクラした、とか。

 

頭の位置が同じでも視野が急に上下したり、高いところに乗ったり逆に急にかがんで下の方を見たりすることで空間の状況が把握できなくなったり記憶が飛んだりしがちです。ブラインドタッチが不安で出来ない人は、楽譜と鍵盤を目で追うことで、ピアノを弾くときに上記を同じ状況を作ってしまっているのです。当たり前のことですが、普通は年齢を重ねる毎にますます症状が加速します(涙)。

 

楽曲をしっかり暗譜する訓練と練習を積み重ねることは、脳のアンチエイジングになりますが、年を取ってもなるべく「楽な気持ち」で「長くピアノ演奏を楽しみたい」と思ったら、完全な暗譜に頼らなくても、曲が弾ける方向に練習を積んでいくことも大事だろうと思います。
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適当な画像が思い浮かばなかったので、スイーツの写真をアップします。

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