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お知らせ

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音色や響きを作ることにチャレンジしよう❗️


 

同じ楽譜を弾いているのに、全然違うように聴こえる、とか同じ楽譜を弾いているのに全然違う曲に聴こえる…良い意味でも、または残念な事も。うーん、良い曲だと思ったのに、自分が弾くとなんでこんな風になっちゃうのかな?っていうのは有りがちですよね。
 

生まれ持った体格や運動神経等どうしようもない事で縛られる部分も結構ありますが、もっと手が大きかったら、とか無いものねだりしても仕様がないので、今ある機能を高める工夫をするしかないですよね。
 

脳の使い方や見る力の強い人は、苦労しなくても初見は早いですが、遅い人は速そうな人のマネをするだけでも早くなったりするそうです。実際初見力の早い人に初見奏をしてもらって、目の動きや視覚からの情報をどの様に体に伝えているのか、観察するだけでも、良い勉強になります。
 

話は変わりますが…
 

今年の夏から、クリスタルボウルを習うことになりました。クリスタルボウルというのは平たく言えば打楽器です。水晶の器を鳴らします。最初、気楽に演奏会を聴きに行っただけでしたが、演奏することを勧められました。実際音を出してみると面白い楽器です。鳴らし方は、とりあえず叩くと擦るです。適当に叩くとカツン!と酷い音がしますので、修練が必要みたいです。
 
成功してコーン!というなり方をした後、かなり長く響きが残ります。その後マレットで擦ると1分ぐらいは音が伸びるそうです。高度な技は色々あるそうですが、入門コースはここで終わりでした。この楽器に特有の残響を上げる、落とす、広げる、というような、音の響きの方向性を意識したら、ピアノの音色も、また違う視点(聴点かな⁉︎)から感じることができそうです。
 

どうでしょう?ちょっと意識するだけなら、指が早く動かなくても、難しい技巧ができなくても、とりあえず今日明日にでもできそうですね。
 

横浜のレストランに有った、オルガン?かな。どんな音が鳴るのでしょう。


 

 

勿論、人に聴いてもらって共感を得てもらえるのが演奏の醍醐味とも言えますが、まずは、自分が良い音だなぁと、気持ちよく演奏出来ることを目指すのも大切です。たとえ素晴らしい演奏と褒め称えられたとしても、弾いている本人が苦しいだけだと、演奏を続けていく気持ちになれませんよね。
 

自分がまず気持ちよくなれる様に、また人にも心地よさが伝わる様に、立ち止まって響きに感覚を置いてみる習慣がつくと良いなぁと思います。
 

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