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お知らせ

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ピアノの先生に求められるもの

西武線、[中野区 鷺ノ宮駅]、[杉並区 下井草駅] 近のMYMUSICピアノ教室です!

中央線沿い「阿佐ヶ谷教室」もご贔屓に!

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MYMUSICは夜間レッスンを受け付けています。そうすると、遠くから通われる方が増えました。ご両親ともに総合職で働いていらっしゃると、平日6時以降か土曜日もレッスンしてもらえところを探す方が多いです。自宅に近い教室に時間が合わないと断られて少し離れたMYMUSICにたどり着いた生徒さんもいます
 

昭和時代のピアノの先生は、子供の学校帰りのお時間中心でレッスンしていればよかったのですが、両親が共働きが普通の平成時代には、お仕事帰りでも未就学児の送り迎えができる時間にレッスンしてくれる教室が選ばれるのでしょう。振替もフレキシブルにしてもらえると安心なのだそうです。するとお仕事帰りに寄れるからといって、お勤めの大人の方が増えてきました。
 


 

だからと言って日中普通に通える時間帯もレッスンしていますので、主婦の方や産休のお母さんのお子さんも在籍していらっしゃいます。ということは、同じ時間帯に動きやすい主婦業の方や家事手伝いに従事している大人の方も通ってこられます。さすがにマタニティや乳児のリトミック音楽遊びまでは手を広げていないのですが、3歳から通ってきてくれている生徒さんもいらっしゃって、手がとても小さくてピアノを弾くレッスンだけだと本人も教える方も辛いので、ピアノで即興遊びをしたり「今日は宇宙旅行に行こう」なんてピアノをバックに動いてみたり、拍節や音価を把握するためのリズム運動をしたりと盛りだくさんです。もう少し学齢が進むと「リトミック音楽遊びより、ピアノを弾くんだ!!」となるのですけど。
 

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大人の方に混ざってお稽古している子供の生徒さんはおませなので、高学年になってくると「ブルクミュラーなんてイマイチだからショパンのノクターンとかジャニーズの曲が弾きたい。」とのたまいます。そして大人の生徒さんの曲の奪い合いをするようになります。・・・ぐらいの差があるので中学生以下の方にピアノを教えるのも、それなりに引き出しの数は必要です。

 

特に日中の時間帯は、大人の生徒さんと幼稚園保育園の生徒さんが前後にいらっしゃるので、「宇宙旅行」や「ピクニック」や「海底冒険」から帰ってすぐに「ベートヴェン」に頭を切り替えなくてはならなくて、その後は入れ違いに、弟たちに「ドラえもん」を弾いてあげたい小学生が来ちゃったりします。大人の方は「ショパン」「ベートーヴェン」が人気ですが、テクニックの充実を考えて、ショパンエチュードやプレリュードを弾いていたり、将来やらなくては、または勉強したいと思っていらっしゃるレベルの方も多いのです。普通に教室をしているのですが、最近はニーズが多様化しているのを実感します。
 

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その上、ロッカーだけどクラシックも勉強してジャンルを広げたいとか、ライブ活動をしている、ジャズとクラシック両方習いたい、曲をDTMで作るのに助けが欲しい、とか・・・いろんな情報を常に仕入れて勉強していかないと回っていきません。
 

話は変わりますが、昨日声楽のT先生から、‘何十年も前みたいな古い新聞の切り抜き’を見せてもらいました。シミオナーのインタビュー記事となんと「ペースメソッド」のペース博の記事でした。歌の先生は、‘ピアニスト、音楽教育者’ロバート・ペースのことは全くご存知なかったので、切り抜いた記事がとても心に響いたということでしょう。内容は「ピアノ教育の詰め込み過ぎに対する警告」でした。ペースメソッドの先生がいていたことで記憶に残った言葉があります。「ドクターは医療ミスで人を殺してしまう可能性がある、ピアノの先生も生徒さんの音楽を殺してしまうことがある。責任の重さは同じだ。」

 

ピアノの先生はお医者さんと同じで、大学や大学の付属機関、各種専門学校にも所属していますが、それぞれの市区町村で開業もしています。重篤な場合や緊急の場合でなければいきなり大学病院に行きませんが、街のお医者さんは。風邪からどんな疾病かわからない初期症状まで、まず見なければならないので大変な知識と経験を必要とされてしまいます。街のお医者さんは総合診療医ですね。私も街のピアノの先生として腕のいい「総合診療医」を目指しています!!
 

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