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お知らせ

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『大人向け』初心者用教則本?!

西武線、[中野区 鷺ノ宮駅]、[杉並区 下井草駅] 近のMYMUSICピアノ教室です!

 

中央線沿い「阿佐ヶ谷教室」もご贔屓に!

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初めてのことにチャレンジして習得していくことは、スリリングです。それが長い間憧れだったことなら尚更ですよね。MYMUSICでも初心者の生徒さんが大勢いらっしゃいます。
 

さて、同じ初心者でも年齢によって難しいことが違ったり心惹かれるところが違っていたりしますが、初心者用の教則本の対象年齢は大概若い人向きです。昭和時代より前、ピアノを始めるのは子供ばかりだった時代があったからです。マイホームに百科事典とピアノが置ける・・・それがステータスだった時代、親世代がお稽古事でピアノを弾くことは稀だったと推測します。とりあえず女の子はピアノを習う時代はピアノの先生にとってバラ色の世界だったに違いありません。個人の教室で40人超の子供を教えていた先生も珍しくなかったはずです。
 

さて、平成の時代の主に都内ですが、ピアノの先生業はその頃に比べ様変わりしてしまいました。大人の生徒さんが増えたのです。田舎以上にお子さんがいないので、どうしても大人をちゃんとお教えできないと生徒数を確保できないのです。
MYMUSICも生徒さんの半分は大人です。
 

経験者が多いのですが、中には真っ白になって一から始める方、子供時代からの夢を果たすために全くの初心者でレッスンを開始する方も大勢いらっしゃいます。
 

しかしながら、幼児向きや3歳児から、5歳児向きなど銘打った教則本はあるのですが、成人対象とした初心者向きの教則本は残念ながら見つけられておらず、大人の方の使用に耐える教則本を使っています。
 

上が「ぴあのどりーむ1」下はわざわざ「幼児用」と銘打っていますが、そのとうりで、小学1年で使うと子供っぽすぎてしまいます。「ぴあのどりーむ1」も小学生3年生までかなっと思います。対象年齢は幼児から小学生低学年くらいですが、どんぴしゃりの年齢の子には、食いつきがよく理解しやすい教則本です

 

親の世代やその上の世代がバイエルやメトードローズでそだったので、その世代がピアノを初めると、教則本の種類の多さに目をみはるでしょう。「ぴあのどりーむ」や「アルフレッドピアノライブラリー」のように最初の1巻から3巻の前半までのんびり進む教材もありますが、バイエル上巻との大きな違いは、最初から大譜表を見せる、または噛み砕いて単純化した譜面で始まっても、かなり早い段階で大譜表に移行することです。そして初めから両手での演奏を訓練します。黒鍵に触れさせた後にミドルCに移行する(ペースメソッド、アルフレッド)、または最初からミドルCから順に音域を広げる、など初期の違いはありますが。右手を練習して、左手を練習して、両手になったらパニック!!なんて3度手間にならないような工夫がされているのです。
 

同じ「アルフレッドピアノライブラリー」カンガルーは「導入コース」青い本は「基礎コース」基礎コースが導入コースの倍のペースで進むように書かれています。

 

幼児と成人では認知能力に差があります。ですから最初から大譜表を見せてもついていけますし、力も強いし、手も大きい、なんといっても成長した腕は太くて重いのでいとも簡単に鍵盤を底まで押すことができます。音高と音価を楽譜から読み取ることも3歳児に比べたら簡単なはずです。そして右手と左手での「並列作業」も運動の経験の乏しい幼児よりはるかに優れています・・・いるはずです。が、一番難しいのはそこなのです。右手で弾くこと左手で弾くことを時間軸に沿って順に見て理解し、演奏する・・んだといいのですが、まずは順に鍵盤を押す作業ができるかどうか。ですから、いくら子供より優れていても、いきなり難しいことにチャレンジすると挫折してしまうのです。
 

難しいツボが子供時代と違っているので、子供用の教則本ではいらないところがあったり、もっと時間をかけなければならないところがあっけなく進んだりと「帯に短し襷に長し」のも難点です。
 

腕力も能力も子供より優れているの大人は、子供時代より悲しいかな不器用さが悪目立ちします。なんで思うように弾けないのか、それは5指のコントロールに慣れていないからです。コントロールする為の筋力も乏しいため、『隣の鍵盤をタッチするつもりが一個飛ばしになっていた』とか、自分でわかっていてもなかなか思ったとうりに動かないのは、普段の生活で独立して4指や5指をバラバラで動かすことがないからです。しかも利き手でない方もですから余計です。手だけじゃなく脳も未経験のことをしなくてはならない、ピアノは手で弾くのではなくて脳みそで弾くという部分もあります。何十年か未経験で生きてきた成人と齢3歳で経験するのとでは順応性が違ってきます。
 

 

こんな本を見つけてしまいました、思わず買ってしまいました。まだ読んでいません。

 

友人知人達が御木本メソッドに通っていました。ピアノを弾かずに筋肉のトレーニングをするのです。マシンがいっぱいあってジムのようだったと言っていたのを記憶しています。インストラクターの先生は重りを用いて、ひたすらメトロノームにあわせて指一本一本の筋力を上げていく。面白いくらいピアノの実技試験の成績が上がったそうです。

 

以前トレーニングボードを開発した御木本先生のご本が阿佐ヶ谷教室に置いてあってその本のタイトルが、記憶に間違いがなければ「あなたがピアノが弾けないのは、あなたの脳が悪いから」みたいな感じで、ご覧になった生徒さんが「痛いところを突かれて腹ただしい」と言われたことを思い出します。その方も全くの初心者で、数年でかなり上達されて、ご自分でも楽しめるようになって発表会でも良い演奏をされていました。

 

そして、ピアノ譜は大譜表の上に他の楽器と比べ物にならないくらい音数が多い。それに慣れて自力で譜読し演奏にこぎつけるためには、見て理解する目の訓練も必要です。成人は子供より複雑な楽曲に移行する進度が早いので、譜読みで挫折する可能性も多々出てくるのです。
 

「幼児用の教材はやる気がしないし(もっともです!)、こんな簡単なことができない自分が認められない。モーツァルトの交響曲は全部聴いたし、ベートヴェンの皇帝(ピアノ構想曲5番)はスコアも持っている。」と何回もピアノから離れて、『ドクターショッピング』でなく『ピアノ教室ショッピング』をしている男性と知り会う機会がありました。成人のプライドと満足度を満たす ‘『大人向け』初心者用教則本’ ができればいいのにと思いました。
 

たいていの場合は、前述のコラムで紹介した、挿絵がカラーでない方の教則本で大人の方は勉強を始めてもらっています。思ったようにできない自分に驚きながらも新鮮な感覚を味わってもらえて、音を紡ぎ出すことに喜んでもらえています。ピアノ未経験でも躊躇なく始められたら、未経験なだけに生活の彩りが増え楽しさも増すのではないでしょうか・・・と思うこの頃です。
 

伊豆 伊東の大室山です。富士山のお姉さん山だそうで、大室山の山中で富士山を褒めると嫉妬するそうです。本文には関係ありませんが、綺麗なのでアップしました。

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