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お知らせ

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ピアノの練習に隙間時間の活用を

ピアノの練習=弾けない曲を弾けるまで練習すること

 

 

根本的にこの構図が間違っているのではないか…と。特に中高生以上の大人の場合ですが。 そんな話を生徒さんと阿佐ヶ谷教室帰りに話していました。

 

 

弾けないのには原因が有るので、原因を取り除いてから取り組むか、自然に弾ける様になるまで待つのが、賢明ではないかと。取り敢えず、子供の頃に先生から言われた繰り返し練習はしちゃダメだよね。という結論になりました。

 

 

弾けない、とか譜読み出来ないのは、きっと原因があるはずです。

 

 

1.作曲者の作風に慣れていなくて、ソルフェージュ能力や認知機能が働かない。とか、

2.テクニックや弾き方が間違っている。とか、

3.手の筋力と柔軟性の欠如で弾けない。とか、

4.自分には難曲だと思って、はじめから心が折れている。とか、

 

 

…残念な懸案事項がいっぱい出てきそうです。

 

2のテクニックの修正は、今までの習慣で弾いていたのを意識して直すので、時間がかかることもありますが、練習が正しい方向に進めば、新しいテクニックを自分のものにすることが出来ます。弾ける楽曲の幅もうんと広がります。

 

わたしならですが、1と4なら焦って弾くのを回避して、数ヶ月経ってから見直します。それを何となく繰り返して、ちょっとチャレンジしてみようかな。と思えるまで、違う曲を弾きます。ピアノ曲は多数あります。わざわざ弾くのが苦しい曲を長々と練習するより、楽しく弾ける曲を弾いていた方が、人生の音楽時間を有効に使えそうだからです。

 

問題は3です。「弾けるまで練習する」のが、危険な場合があります。演奏するに足る筋力が伴ってなかったら、本来なら演奏するのに使わない他の筋肉で力を補おうとします。身体に無理が出ない範囲なら大丈夫なのですが、極端に無理な使い方をした場合、取り返しがつかない故障につながります。

 

3は、ピアノから離れたときにプラクティスの時間を持つだけで、格段に弾きやすくなります。ピアノを弾いている最中に、親指の関節が引っ込まない様に根元から動かす練習をする。または、親指の付け根の水かき部分をら柔らかくする為よく揉む。くらいは電車で一駅か二駅移動する間でもできます。

 

 

1と4は放置。3はピアノを弾かずに解決する。実際ピアノを弾くことで解決するのは2だけです。が、この場合でも、弾けないものをガリガリ繰り返し練習するのは最も効率がはず悪いです…

 

 

ね…。っていうところで、その生徒さんとの分かれ道に差し掛かりました。

 

 

手を作るのは、ピアノを離れた時間にする。ピアノを弾くときは、より音楽的な課題に取り組むようにする。ピアノを弾いて指を強くしたり、または、負荷をかけた弾き方で練習をするのは危険なことかもしれません…と、これはU先生の意見です。突っ込んだ話をしていかないと、中々聞けないお話でした。

 

 

先ほどの生徒さん、「今までの先生は誰も教えてくれなかった。」と不満顔でした。どんな先生や生徒さんも、レッスン時間は弾ける弾けないに終始しがちです。 習う方も、たまには「練習してきたものを聴いてもらう」だけでないレッスンにしてみると、意外と良い情報を先生から引き出せるのかも知れませんね。  

 

 

 

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