小さなお子さんのリズム感と音価の理解
毎日寒いですね。しかもこの一週間の日照時間が過去にないくらい少なかったとか・・。
MYMUSICでは、未就学児童のピアノのレッスンについては、その人その人の個性に合わせています。じっと座っていられる子もいますが、飽きちゃう子もいます。書くことが好きな子もいれば、動くのが好きな子もいます。特に阿佐ヶ谷教室は広いので、動き回る人には天国です。
ザックリ「座り続けるより動くのが好きなお子さん」と「座って何かをするのが好きなお子さん」の2タイプに分けられそうです。
たいていの教則本は、音の高さの表記や説明が後まわしになっていても、まず四分音符が出てきて、次が二分音符で、それから全音符です(それだけリズムや音価の理解が大切ということですね。)。書き書きすることは、どの子も大好きなので、100均の大きな落書き帳に音符を書いてもらいます。
音符にあだ名がつくことがあります。四分音符は「やせた(痩せ)たさん」二分音符は「太ったさん」付点二分音符は「でぶっちょさん」。「やせた やせた ふとーった」と言いながら動いたり、クラップしたりして体でも覚えてもらった人もいます。
動くことが好きなお子さんは、ステップを照れずにできます。座っているのが好きな子は、画用紙の前で自分で描いた絵を見ながら手を叩いています。
言葉遊びで拍子感や拍節を体感してもらうことも多いです。
実は、4歳児5歳児の感受性はこの年齢独特なものだと、ペースメソッドの講習会で教えていただきました。固定観念や論理的に考える習慣がまだないからかなぁと思ったりしますが、感じたままに受け取る力が優れていますので、いっぱい音楽に触れさせてあげたい年齢だと思います。
2016.03.14│コラム