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お知らせ

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小さなお子さんのプレソルフェージュ&プレ楽典

小学生未満の小さなお子さんのには、お絵描き気分で音符やト音記号を書いたり、小節を、お部屋に見立てて音符カードを並べてみたり…なるべく「抽象的なものを、見ただけでわかる」ように視覚化していますので、落書き帳は本当に重宝しています。五線ノートのように小さいところに書くのではなく、大きなものを視覚に入れると理解度がぐっと増します。

 

 

…だけではありませんが、こんな風にプレ楽典の勉強をしています。

 

 

小さい子のソルフェージュは、ふわふわした感じ、とか 重いなぁ〜 とか、五感で感じる事から入ります。雲の音楽は?雷は?落ち葉が舞うのは?…没頭してくれます。小学生になってしまうと遅すぎで、もう相手にしてくれません。

 

 

あぁ、そういえば付き添いの保護者さんが、お子さんよりノリノリです。4歳児くらいだと、季節が4回しか回ってない上、最初の一回目はまだ目が見えてないくらいなので、実は大人に比べてお子さんの方がイメージを持ち辛かったりします。

 

 


↑  写真は「雲」「落ち葉」「雪の結晶」

 

 

模造品の落ち葉を教室中に撒き散らして「まぁ、ホンモノそっくり、きれいだわー!」と、その場をお母さんが引っ張ってくれるんですよね。ありがたいです。

 

 

…という訳で、ちまたに親子リトミックの教室がいっぱい有るのは、よく分かります(汗)

 

 

話が横道に逸れました。情緒的、感情的なものを、身体を使ったり声をだしたりして、表現出来るのはこの時期だけだと、教えてくれたのはペースメソッドの先生でした。実際ペースの教材はこの時期のものが、とても充実しています。

 

 

ペースの楽譜は五線譜を使いません。線読み(音が上がっている、下がっている、同じ、を前の音と比べながら読んでいく譜読みの仕方)が習慣になるように、噛み砕いて線の数を減らしたりして、楽譜を簡略化しています。

 

 

でも、結局大譜表を覚える訳なので、その間に覚えなおしが沢山あると、子供達は嫌になってしまいます。だから私はどんなに小さくても、五線譜から始めるようにしました。

 

 

教える側にしたら導入が一番難しいのです。でも習い始めのお子さんの方が、何倍も難しいことにチャレンジしているのだから、私も知恵を絞って、楽しいレッスンになるように頑張っています。

 

 

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