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お知らせ

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手先から動かない!!

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体には、いっぱい関節や骨が繋がっているので、踊りの経験とかなくても、意識しただけで身体の使い方が変わります。美しい身のこなしや洗練された仕草・・女子力を高めるためにも重要です。

 

さて、ピアノに対してはどんな意識で体を使っているでしょう?「音を追っかけているので精一杯!どんな姿で弾いているなんて考えたこともないです。」・・ですよねー。

 

子供(1歳児から4、5歳児)のリトミックでは、成長段階に従って、大きな筋肉運動から微細な筋肉のコントロールに進行していく流れの教室がほとんどだと思います。もっと大人になったとしても(小学生以上)大きな筋肉を動かして再確認することは大切です。

 

「◎◎のワルツ」なんて曲名、子供の教則本からいくらでも出てきそうですね。ワルツステップの簡単バージョンに味付けして振りを作って低学年の生徒さんと踊ったりしていると、そこらへんにいたお兄さんお姉さんのレッスン生が「前にこの曲やったの覚えてる」と言いながら混ざって踊りだしたりします。音楽に合わせて自由勝手に動くのは、(ダンスには見えないかも・・・涙)恥ずかしくなければ誰でもとても楽しいものです。

 

さて、体が緊張する傾向にある大人の方は結構いらっしゃいます。前に書かせていただきましたテニス好きの母も、ラケットを振る動作をするときに、脱力して振り抜けるのが苦手なタイプだったと思います。前の先生からは「フォームを正しくして打ち返す」ように癖をつけられたので、球を打つときに「正しい体の形にしてきちんと打ち返そう」と無意識に身構えていたことがあったそうです。それも今のコーチに就いた早々直されていましたが。

 

筋肉をしなやかに動かせるに越したことはありません。「胸の大きな筋肉から派生する呼吸を伴っを動きを、手先に伝えていく」や、「ロールアップ、ロールダウン」(この際の「ロールアップ」は、ピラティスなんかでよく使う動きです、デニムのお洒落な履き方ではありません)を経験したことがない人は、やってみるとかなり衝撃的なようです。なのでスペースのない白鷺教室でさえも、変な体操みたいなのをしてもらうことがあります。

 

単に「動いている体の部位」だけでなくて、大きな筋肉からの動きを末端に伝えてあげる。リトミックのリズム運動で、リズムをステップするのは、リズム感と言うよりも運動の経験として大切なことだと思います。また、大人になっても様々な肉体感覚を持っていることで、より楽しく深く音楽に触れ合えるのではないかな、とも感じるこの頃です。

 

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