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お知らせ

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夏本番!MYMUSIC定期演奏会

 

西武線、[中野区 鷺ノ宮駅]、[杉並区 下井草駅] 近のMYMUSICピアノ教室です!

中央線沿い「阿佐ヶ谷教室」もご贔屓に!

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梅雨開け宣言はまだですが、夏本番の蒸し暑さ!寝苦しい夜が続きます。ここ数年の「夏本番‘前’の風物詩」といえば、そうそう『MYMUSIC定期演奏会』です。
 

今年はメンバーの入れ替わりが多くて、定期演奏会初参加という人、また3、4年ぶりの人が多いのです。毎年同じことの繰り返しにならないところが、大変でもあったり楽しかったりします。
 

今回の特徴は、ピアノソロ以外の連弾やミュージックベル、ミュージックベル、なんと生徒さんのギター独奏と弾き語り。バラエティーに富んでいます。
 

会場はこの夏で3回目となりますKMアートホール、地下のクラシック専門のスタジオはスタイリッシュな雰囲気です。3回目でこちらも慣れてきた会場ですが、家を出ようとしている当日の午前10時に、会場様から私に連絡がありました 。「当方の勘違いでなければご予約を頂いておりますよね。」・・・しばし絶句。忘れられてなくてよかったです。
 


 

タクシーに大荷物を詰め込み走ること30分。11時に生徒さん2名とともに無事到着。荷物を下ろしリハ開始です。ピアノはスタインウェイですが小ぶりでマホガニー。すごく可愛いですしフルコンに比べてかなり小さいのですが、とてもよく響きます。鍵盤も反応が良くて軽めなので弾きやすいです。
 


 

リハをしながらカメラさんと相談しつつ会場をセッティング、受付のテーブルを下ろしてきたりパイプ椅子を並べているとリハ第二陣が到着、閑散とした会場が、だんだん賑やかになってきました。
 

待ちくたびれ出した人々。


 

リハ最中はベストショットが取り放題。


 

椅子を並べたり受付の準備など、会場セッティングは早くインしてくれた生徒さんが手伝ってくれました。


 

時間を多めに取っていたのでリハーサルは余裕かと思っていたのですが、時間内ぴったりで全員なんとか練習できました。数年間おやすみしていたり、発表会初参加の方が多かった今回。この会場を使うのも早3年目ですが、なんだか新鮮な感じです。
 

男の子達、初参加でトップバッター、緊張気味だけど頑張りましたね。 同い歳なのですけど、次の男の子は2回目で準備万端、なんとゴジラのテーマを弾きました。ムジカピッコリーノの大ファンの彼は、いつも大人びた選曲をします。
 

初めて弾くマホガニーのピアノ。えっ!茶色いピアノだよ!


 

発表会2回目。会場の雰囲気にも慣れてきました。


 

その技は華やかさ可愛さ満載です女の子たちがディズニーやジブリ、モーツァルトの名曲を演奏します、がちょっと変わったところで「ボカロ」の曲、本当に今時の中学生ですね。受験のために3年以上休んでピアノを再開しtのですが、休んでいる間にボカロや初音ミク系に染まっていました。次に弾いてくれた若者、彼も発表会は初参加だったのですが、やはりボーカロイド系、少なくとも高校時代からバンド経験があ理想な彼は、センスがいいので上達も最短距離なのですが、やっぱり音楽の趣味はその上の世代と一線を画しているようです。・・・というわけで前からの生徒さんや保護者の方々皆新鮮そうに聴いていました。バカロ系の楽曲、素敵なものがいっぱいありますよね。
 


 


 


 

ソロ後半は慣れた面々、大分とピアノ歴も長いので安定した演奏です。結構弾き慣れているので新しい分野に挑戦している人もいます。ショパンでもワルツではなくて初めてマズルカを弾いてみるとか、久しぶりにモーツァルトのソナタ!?本当に難しいと思うのですが、頑張ってみたりとか、新しい挑戦が地味にあったりします。
 

珍しいところですと、ブラジルの作曲家エルネスト・ナザレーの楽曲で‘プリモローザ’なんてあまり普段には聴かれない曲とか。また悲愴の2楽章、ビリー・ジョエルが歌った「this night」の元曲、(今回はソロの部トリを務めて頂いたのですが)男性が弾くと雰囲気が出ますよね。それからバッハの楽曲と「ローズ」(おもひでほろほろの主題歌ですよね)をカップリングして弾かれたのも両方が引き立ってなかなかいい選曲だったと思います。それぞれ思い思いの演奏を終えて・・・
 


 


 

恒例のビンゴ大会。3×3のますなのになかなかビンゴにならない人もいるものです。このビンゴカードも生徒さんの手作り、30枚も作っていただいて本当にありがとうございました。あまりにも可愛いので捨てるに惜しくお持ち帰りななる方も多いです。
 

お宝の山。


 

選ぶのが大変。


 

ビンゴゲームで盛り上がった後は、懸念の多い第2部です、ピアノソロ以外の出し物をするのですが、私も初めて通して聴くなんてことも・・・
 

超絶技巧だと思われるミュージックベルによる技巧だと思われるミュージックベルによるPerfumeの「ポリリズム」の演奏。
 

ピアノ伴奏つき、ベルの音で奏でるポリリズムはとても綺麗でした。


 

念願のミュージックベルの演奏。楽しそうですね!


 

お母様と毎週猛練習してこの日を迎えました。頑張り屋さんですよね。小学生の女の子と私で「小さな手のためのジャズ」から一曲、すごくかっこいい曲ですが、イレギュラーに休符が入っているので気がぬけるとズレちゃう危険も・・・なかなかうまくいって安堵。さて、新年会で笑いをとったアルルの女第2弾「ファランドール」。こちらも新年会の反省から猛特訓の成果あり、結果はなかなかの迫力で演奏できました。無駄にスピードを出さず安全運転を習慣づけていたのが勝利の原因かと、後から分析。
 

迫力のファランドール、音数が多いので虚仮威しが効きました。


 

パパと連弾、パパはソロとお嬢様との連弾で大活躍!


 

ご友人から花束の贈呈。家族総出でのご参加ありがとうございました。


 

面白かったのは、なんとゲストの小林くんの欠席に生徒さんのギター演奏。楽器は私のギター。彼、なんとクラシックギター持っていないんだそうで・・・「フライミートゥザムーン」それから山崎まさよしの楽曲「「One more time, One more chance」。青春の1ページを思い出しましたと保護者の特にお母様から好評。「いろいろやってみたら何かは当たるものだねぇ」と本人談。
 

私のギターはショートスケールなので通常65センチある長さが63センチしかない!なんだかウクレレギターみたいです


 

それも済んじゃったら、ゲスト講師演奏の時間。武富太郎さんの声が会場内に染み渡ります。なんとも穏やかで静かな時間。今までの興奮から一気に‘静寂’の空間に引き込まれます。すごい澄み切った時間を一瞬で作ってしまう太郎さんにはいつもいつもすごいなぁと思います。
 

太郎さんの朗読、聞いているだけで癒される声です。


 

 

素晴らしい朗読家だと尊敬している太郎さんの後が私です。あぁ雰囲気が壊れませんように・・・
 

「ペトラルカのソネット104番」を太郎さんにイタリア語で読んでもらいました。イタリア語の朗読がすごすぎ!!普通に読み上げるだけだと思っていたら、すごく劇場的で感動的!!こんなに情熱的な詩だったのねと思いながら弾き始め・・・ペトラルカのソネットの中でもスケールの大きい、情熱的で甘く、しかも切ない表現が伝わりますように・・・
 

アンコール的に、同じリストの巡礼から1年スイスの中でも有名な「泉のほとりで」。夏にぴったりのキラキラした水面のような美しい曲です。皆様に聴いていただけて嬉しかったです。」
 


 

締めの「全員演奏のトーンチャイム」。初参加が多い今回に合わせて簡単目の楽曲「大きなのっぽの古時計」「ミッキーマウスマーチ」「家路」。以外とミッキーマウスマーチがまとまりにくかったけど、なんとか3局とも納得がいく演奏になって良かったです。
 

みなさん、自分だけの世界に入っています。


 

必死で自分のパートを追いかける面々。


 

このようにしてまた今年の定期演奏会も無事終了しました。来年の新年会に向けてまた頑張らねば。

新しい子猫たち

西武線、[中野区 鷺ノ宮駅]、[杉並区 下井草駅] 近のMYMUSICピアノ教室です!

中央線沿い「阿佐ヶ谷教室」もご贔屓に!

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西武線、[中野区 鷺ノ宮駅]、[杉並区 下井草駅] 近のMYMUSICピアノ教室です!

中央線沿い「阿佐ヶ谷教室」もご贔屓に!

 

 

白鷺教室のマスコットキャット「レオ」君が亡くなって、仏式で荼毘に付しました「戒名 藤谷玲央」。

 

 

月命日の2日後、生後4ヶ月超の崖っぷちの兄弟猫を引き取りました。「将ちゃん」と「陵ちゃん」です。
 

 

白鷺教室のレッスン室手前の廊下に新入り猫のために3段ケージを設置。そこしか置き場がなかったのですが、若い子猫が兄弟だとどこかに閉じ込める場所でもないと、暴れまわって大変なことになってしまう・・・泣く泣く立派なケージを廊下に置くことになり、邪魔ではあるのですが2人の暴れん坊将軍を放し飼いで24時間は家中破壊されそうです。
 

 

彼らは猫としては大変珍しい、誰にでも怖がらず近寄っていく猫です。知らない人が怖くないらしいのです。それがレッスンのたびに行き来する人に慣れてしまい、ますます人が好きになってしまった彼らは一週間のトライアルの結果、正式に我が家の里子として一緒に暮らすことになりました。猫の好きな人、さほどではないけどご自宅で動物が飼える環境でなく、動物とのふれあいがあったらいいなぁ・・と思っている生徒様や保護者の方からは、喜ばれることになってしまいました。こうなったら猫と触れ合える(ご希望なら)教室として「猫カフェ」ならぬ「猫ピアノ教室」として開業しようかな・・・と思うくらいです。
 

 

可愛い猫!?に会いたい人は、どうぞ白鷺教室に遊びに来てください。お待ちしています。
 

 

何時でもびっくり顔の「将ちゃん」、眼を見開いて実はぼんやりしていることがわかりました。おっとりで少し引っ込み思案です

兄貴分の「陵ちゃん」、意思がはっきり表現できる頭のいい子ですが、体は細くて小さいです。

大きい方が「将」小さい方が「陵」です。たまにコラムにも登場するかもしれません。これからよろしくお願いします。

『大人向け』初心者用教則本?!

西武線、[中野区 鷺ノ宮駅]、[杉並区 下井草駅] 近のMYMUSICピアノ教室です!

 

中央線沿い「阿佐ヶ谷教室」もご贔屓に!

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初めてのことにチャレンジして習得していくことは、スリリングです。それが長い間憧れだったことなら尚更ですよね。MYMUSICでも初心者の生徒さんが大勢いらっしゃいます。
 

さて、同じ初心者でも年齢によって難しいことが違ったり心惹かれるところが違っていたりしますが、初心者用の教則本の対象年齢は大概若い人向きです。昭和時代より前、ピアノを始めるのは子供ばかりだった時代があったからです。マイホームに百科事典とピアノが置ける・・・それがステータスだった時代、親世代がお稽古事でピアノを弾くことは稀だったと推測します。とりあえず女の子はピアノを習う時代はピアノの先生にとってバラ色の世界だったに違いありません。個人の教室で40人超の子供を教えていた先生も珍しくなかったはずです。
 

さて、平成の時代の主に都内ですが、ピアノの先生業はその頃に比べ様変わりしてしまいました。大人の生徒さんが増えたのです。田舎以上にお子さんがいないので、どうしても大人をちゃんとお教えできないと生徒数を確保できないのです。
MYMUSICも生徒さんの半分は大人です。
 

経験者が多いのですが、中には真っ白になって一から始める方、子供時代からの夢を果たすために全くの初心者でレッスンを開始する方も大勢いらっしゃいます。
 

しかしながら、幼児向きや3歳児から、5歳児向きなど銘打った教則本はあるのですが、成人対象とした初心者向きの教則本は残念ながら見つけられておらず、大人の方の使用に耐える教則本を使っています。
 

上が「ぴあのどりーむ1」下はわざわざ「幼児用」と銘打っていますが、そのとうりで、小学1年で使うと子供っぽすぎてしまいます。「ぴあのどりーむ1」も小学生3年生までかなっと思います。対象年齢は幼児から小学生低学年くらいですが、どんぴしゃりの年齢の子には、食いつきがよく理解しやすい教則本です

 

親の世代やその上の世代がバイエルやメトードローズでそだったので、その世代がピアノを初めると、教則本の種類の多さに目をみはるでしょう。「ぴあのどりーむ」や「アルフレッドピアノライブラリー」のように最初の1巻から3巻の前半までのんびり進む教材もありますが、バイエル上巻との大きな違いは、最初から大譜表を見せる、または噛み砕いて単純化した譜面で始まっても、かなり早い段階で大譜表に移行することです。そして初めから両手での演奏を訓練します。黒鍵に触れさせた後にミドルCに移行する(ペースメソッド、アルフレッド)、または最初からミドルCから順に音域を広げる、など初期の違いはありますが。右手を練習して、左手を練習して、両手になったらパニック!!なんて3度手間にならないような工夫がされているのです。
 

同じ「アルフレッドピアノライブラリー」カンガルーは「導入コース」青い本は「基礎コース」基礎コースが導入コースの倍のペースで進むように書かれています。

 

幼児と成人では認知能力に差があります。ですから最初から大譜表を見せてもついていけますし、力も強いし、手も大きい、なんといっても成長した腕は太くて重いのでいとも簡単に鍵盤を底まで押すことができます。音高と音価を楽譜から読み取ることも3歳児に比べたら簡単なはずです。そして右手と左手での「並列作業」も運動の経験の乏しい幼児よりはるかに優れています・・・いるはずです。が、一番難しいのはそこなのです。右手で弾くこと左手で弾くことを時間軸に沿って順に見て理解し、演奏する・・んだといいのですが、まずは順に鍵盤を押す作業ができるかどうか。ですから、いくら子供より優れていても、いきなり難しいことにチャレンジすると挫折してしまうのです。
 

難しいツボが子供時代と違っているので、子供用の教則本ではいらないところがあったり、もっと時間をかけなければならないところがあっけなく進んだりと「帯に短し襷に長し」のも難点です。
 

腕力も能力も子供より優れているの大人は、子供時代より悲しいかな不器用さが悪目立ちします。なんで思うように弾けないのか、それは5指のコントロールに慣れていないからです。コントロールする為の筋力も乏しいため、『隣の鍵盤をタッチするつもりが一個飛ばしになっていた』とか、自分でわかっていてもなかなか思ったとうりに動かないのは、普段の生活で独立して4指や5指をバラバラで動かすことがないからです。しかも利き手でない方もですから余計です。手だけじゃなく脳も未経験のことをしなくてはならない、ピアノは手で弾くのではなくて脳みそで弾くという部分もあります。何十年か未経験で生きてきた成人と齢3歳で経験するのとでは順応性が違ってきます。
 

 

こんな本を見つけてしまいました、思わず買ってしまいました。まだ読んでいません。

 

友人知人達が御木本メソッドに通っていました。ピアノを弾かずに筋肉のトレーニングをするのです。マシンがいっぱいあってジムのようだったと言っていたのを記憶しています。インストラクターの先生は重りを用いて、ひたすらメトロノームにあわせて指一本一本の筋力を上げていく。面白いくらいピアノの実技試験の成績が上がったそうです。

 

以前トレーニングボードを開発した御木本先生のご本が阿佐ヶ谷教室に置いてあってその本のタイトルが、記憶に間違いがなければ「あなたがピアノが弾けないのは、あなたの脳が悪いから」みたいな感じで、ご覧になった生徒さんが「痛いところを突かれて腹ただしい」と言われたことを思い出します。その方も全くの初心者で、数年でかなり上達されて、ご自分でも楽しめるようになって発表会でも良い演奏をされていました。

 

そして、ピアノ譜は大譜表の上に他の楽器と比べ物にならないくらい音数が多い。それに慣れて自力で譜読し演奏にこぎつけるためには、見て理解する目の訓練も必要です。成人は子供より複雑な楽曲に移行する進度が早いので、譜読みで挫折する可能性も多々出てくるのです。
 

「幼児用の教材はやる気がしないし(もっともです!)、こんな簡単なことができない自分が認められない。モーツァルトの交響曲は全部聴いたし、ベートヴェンの皇帝(ピアノ構想曲5番)はスコアも持っている。」と何回もピアノから離れて、『ドクターショッピング』でなく『ピアノ教室ショッピング』をしている男性と知り会う機会がありました。成人のプライドと満足度を満たす ‘『大人向け』初心者用教則本’ ができればいいのにと思いました。
 

たいていの場合は、前述のコラムで紹介した、挿絵がカラーでない方の教則本で大人の方は勉強を始めてもらっています。思ったようにできない自分に驚きながらも新鮮な感覚を味わってもらえて、音を紡ぎ出すことに喜んでもらえています。ピアノ未経験でも躊躇なく始められたら、未経験なだけに生活の彩りが増え楽しさも増すのではないでしょうか・・・と思うこの頃です。
 

伊豆 伊東の大室山です。富士山のお姉さん山だそうで、大室山の山中で富士山を褒めると嫉妬するそうです。本文には関係ありませんが、綺麗なのでアップしました。

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