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お知らせ

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サティについて

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芸術が爛熟していた世紀末、その時代の風変わりな作曲家で、イベールと同様、フランス六人組に入れてもらえなかった、イマイチ王道路線に乗れなかった印象があるけど、その後の音楽シーンに多大なる影響を与えた人であることには違いない…なにか魅力的なんでしょう。
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サティの時代展は、サティと、その当時の世相を美術や音楽、舞台芸術まで網羅した、とてもオシャレな展示会でした。
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サティは「3つのジムノペディ」神秘主義のイメージがあります。それだけじゃなくて、キャバレーでピアノ弾きをしていたので、集う人の邪魔にならない ‘ただそこにあるだけの音楽’ 「家具の音楽」を書いた環境音楽の先駆者でもあり、その系譜は、デビッド・ボーイやU2のプロデュースや演奏ででアルバムに参加した‘ブライアン・イーノ’や「4分33秒」で有名な‘ジョン・ケージ’に繋がり、また映画「幕間」のような繰り返しの音楽を書いて ‘スティーブ・ライヒ’ に代表されるミニマル音楽の先駆者となりました。 


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イーノ、デヴィッド・ボウイ、、コールドプレイ、ライヒやパット・メセニーグループは大好きだし、ケージは生を大学で見たこともあるし、(その時は子供の描いた絵を音楽に変換する楽器を披露。「サボテンの演奏」とか凄すぎでよくわからない・・・)その大元になったサティを何か弾いてみようと突然思い立ちました。
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その時代、パリのモンマルトルには、大勢の芸術家がキャバレー「ムーラン・ルージュ」「シャノワール(黒猫)」に集まって芸術の拠点となったそうです。ピカソやルノワール、ジャン・コクトー、アンリ・マティス・・・すごい面々ですね。その「シャノワール」でサティはピアノを弾いていたのです。

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キャバレーでは影絵劇も上演されていました。

 

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モダニズムの中で、サティはバレエ音楽も手がけます。衣装と舞台装飾はピカソ、脚本はジャン・コクトー、バレエ団の主催はディアギレフです。展示会で見た‘バレエ’「パラード」は、なんだかよくわからないけど、突き抜けたオシャレ感が満載でした。
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なので、舞台関係のマイナーでオシャレそうな曲を譜読みすることにしました。曲名は‘パントマイム’「びっくり箱」です。・・・禁則の嵐と予測不可能が和声進行に翻弄されているうちに、以前師事していた作曲の先生の金切り声が頭の中から聞こえてきました。
 

 

「何やってるの!こんな信じられない感性初めて!よくもこんなにひどい課題を書いてきたわ!!」「あなたの発想がもうわからない。」「ここまで汚い響きよく書いたわね、しかもここはすんごい短2度のぶつかり合い!」等。1時間半くらいのレッスンで涙目で帰らない生徒はいなかったと言われた、怒るとオネエ言葉になる先生。トラウマが蘇りました。
 

 

ウィキペディアから引用「それまでの調性音楽のあり方が誇張していた時代に、サティは様々な西洋音楽の伝統に問題意識を持って作曲し続け、革新的な技法を盛り込んで行った。・・中略・・そこでは調性は放棄され、和声進行の伝統も無視され、そして平行音程・平行和音などの対位法における違反進行もが書かれた。」
 

 

・・・トラウマから解放されるためにも、しばらくサティの曲、弾いてみます。
 

 

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パリ・・・一度も行ったことがないです。

只今、譜読み中・・・

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譜読みして練習することは、新しい曲を脳に入力する事ですよね。聴覚なのか視覚に頼るのか、触覚なのか、手の筋肉の収縮具合か、腕も含んだ運動系か…何かで記憶して弾く事に慣れていくわけです。

 

最初に何の情報をインプットするのか、または後回しにするのか…残念ながら、譜読み中の脳内をカチ割って覗く事はできないので、わからないのですが、実は十人十色どころでなく、信じられない様なところからインプットしている人もいるかもしれません。

 

直感的に楽譜を見た瞬間からイメージが湧いてアイデアがいっぱい溢れる人、そういう人の感性ってすごいなぁ・・と思います。

 

ところで、前のコラムと重複しますが、「思わず鍵盤を見てしまう」または「鍵盤を見ていないと不安で弾けなくなる」人は、視覚情報に頼りすぎています。そういう人は、完全に曲を覚えていない間、楽譜も ‘一生懸命見ないと次の音が弾けない’ けれども ‘鍵盤も見ていないと弾けない’ ので、視点が鍵盤と楽譜をかなり短い間隔で行ったり来たりしています。『暗譜しなさい、でないと合格できませんよ』で育てられて、ピアノが好きで大人になって戻ってきた人に多いです。

 

子供時代には通用した丸暗記も今はもう通用しないので(子供時分に弾いていた曲に比べて長くなるは複雑になるわで・・・)はじめから暗譜をしない作戦に出ても、『手元を見ていないと不安で思わず鍵盤を見てしまう』『見て覚えたつもりでも視点が楽譜から離れた途端に音がわからなくなってしまうので止まってしまう、または全く違う音を弾いてしまう』ので「ピアノを弾くことはやっぱり難しいことなんだ」と頭に刷り込んでしまいがちです。

 
例えばですが、冷蔵庫上段に入っている‘何か’を取り出そうとして、冷蔵庫を開けて見上げた瞬間に何を取り出すか忘れてしまった、とか。高いものを取るために脚立に乗ったら一瞬クラクラした、とか。

 

頭の位置が同じでも視野が急に上下したり、高いところに乗ったり逆に急にかがんで下の方を見たりすることで空間の状況が把握できなくなったり記憶が飛んだりしがちです。ブラインドタッチが不安で出来ない人は、楽譜と鍵盤を目で追うことで、ピアノを弾くときに上記を同じ状況を作ってしまっているのです。当たり前のことですが、普通は年齢を重ねる毎にますます症状が加速します(涙)。

 

楽曲をしっかり暗譜する訓練と練習を積み重ねることは、脳のアンチエイジングになりますが、年を取ってもなるべく「楽な気持ち」で「長くピアノ演奏を楽しみたい」と思ったら、完全な暗譜に頼らなくても、曲が弾ける方向に練習を積んでいくことも大事だろうと思います。
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適当な画像が思い浮かばなかったので、スイーツの写真をアップします。

訪問レッスンについて

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御家族で習われたい方、ご兄弟姉妹でお母様も…といった方。みんなでレッスンに出掛けていくのは大変とか、お母様の送迎が必要な時期の小さなうちは、誰か病気になったら全員アウトとか、色々な状況を考えると二の足を踏んでしまうという事がありますよね。

私は以前、月島まで訪問レッスンに通っていた事がありました。御家族四人でのレッスンをお願いされて、一回の訪問でぶっちゃけ交通費込みで1万5千円をいただいていました。

不定期レッスンだったので、その時はお母様と話し合って、レッスン代を決めさせていただきました。

この近所で(中野区、杉並区など)片道30分以内で三人か四人を一回にレッスンさせていただけるなら、月島に通う事を考えると楽勝ですし、もし先生が訪問してのレッスンだったら習えるのに…という方のお役に立てるのなら私も嬉しいことです。

中野区、杉並区、練馬区(まぁまあ近所かな?)、とは言っても全部広い区なのですが、例えば中野区、杉並区、西武新宿線沿線。練馬区、西武池袋線で、晴れなら自転車でも行ける範囲だと、こちらも助かります。

レッスン代とレッスン時間や出張料金は、体験レッスンを受ける際にご相談という形をとらせてもらっています。

御家族でのレッスンをお考えで、ご自宅にピアノをお持ちの方、一度ご検討してくださいね。

他の教室もありますので、訪問レッスンは、お申し込み順で限定させていただいております。タイミングが悪くて、お受けできない場合はご容赦下さい。

只今、無料体験レッスンキャンペーン中です。白鷺教室、阿佐ヶ谷教室をお考えの方も、この機会を是非ご利用ください。

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無料体験レッスンキャンペーン中です

2014年、西新宿のライブハウス「白龍館」にて「MYMUSIC10周年記念パーティー」が行われました。

 

その後、生徒さんとご家族、常連ゲストの皆様と記念グッズを制作、その年の年末クリスマス会でお渡ししました。

 

写真は私の私物です。少しですが、白鷺教室のピアノの下に新品が残っています。

 

可愛いですよね。使いやすい大きさです。

 

グッズの制作を中心に取りまとめていただいた保護者の方から生徒さんに「楽譜を入れるバッグとクリアファイルをセットで作ったのだから、益々精進するように。」とのお言葉を頂きました。その時「そんなプレッシャーかけられても…」って小学生が思わず呟いていたのが印象的でした。

 

無理体験キャンペーン期間を利用して、是非教室に遊びに来てください。数に限りがありますので、グッズに興味がある方はお早めにお越しください。

 

無理体験キャンペーン期問い合わせフォームからも便利です。「入会申し込み」の欄をクリックすると、「ご質問.ご相談」「ご意見.その他」の項目が出てきますので、お気軽に利用してみてください。

阿佐ヶ谷教室の案内

阿佐ヶ谷教室は杉並区阿佐ヶ谷の中杉通り沿いです。白鷺教室とも自転車で簡単に行き来できる距離なので、私も便利です。      白鷺教室より広いので、杉一と杉九小学校の生徒さんが学校帰りにレッスンに寄って、そのまま何人も溜まっていることがあります。大きな丸テーブルに座って、黙々と楽典のプリントしていたり、お絵描きをしていたり…です。MYMUSICでは、小学生に上がると楽典とのプリントをしています。家で一門解いてきて、教室で一門解くように勧めますが、中々こちらのペース通りに行きません。それでも小学校卒業までには、音大受験の準備が出来るくらいにはなっています。      白鷺教室では個人なので、レッスン時間内で楽典も済ませますが、阿佐ヶ谷教室のペアレッスンだったりすると二人分の時間レッスン室にいることになるので、ピアノを弾いていない時間をプリントに充てることになるので、かなりサクサク進みます。      阿佐ヶ谷教室でには、リトミックの生徒さんもいらっしゃいます。親御さんは「導入リトミック、将来は、ピアノに移行したい」というご希望が多いので、少人数のグループでピアノに触りながら音楽ゲームや簡単な音楽劇を作って楽しい時間を過ごしていただいています。 白鷺教室に比べたら阿佐ヶ谷教室は賑やかです。どっちかといえ集中力のある子供が集まるピアノ教室のなかでは、異例の雰囲気かもしれません。 阿佐ヶ谷ネットというフリーペーパーが発行されていた時は、宣伝を入れていました。「楽しいリトミック、ピアノ教室」いかにも音楽のお姉さん風なムード(自称)を写真も入れて、お子さんに向けてアピールしたつもりが、その宣伝を見てきてくれた人は、みな成人で音楽歴の高い人ばかりでした。今はその阿佐ヶ谷ネットも廃刊になってしまって…      阿佐ヶ谷教室、生徒さん熱烈募集中です。 阿佐ヶ谷よりにお住いでご興味の有る方はぜひ体験レッスンにいらしてください。お待ちしています。笑

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