ピアノの選び方 初めてピアノを習われる方の為に
西武線、[中野区 鷺ノ宮駅]、[杉並区 下井草駅] 近のMYMUSICピアノ教室です!
ピアノを習い始めると、まず必要なのは「自宅用のピアノ」です。
楽器のレッスンは教室のレッスンだけでは上達しません。学校の勉強と一緒で復習しないと覚えられないし、課題だけ進んでも指が思う通りに動きません。反復練習も必要です。ですからご自宅でも練習出来るように、ピアノを用意する必要があります。
経験上、「ピアノを準備してから習い始める」御家庭のお子さんの上達は早いです。
一年くらいで辞めるもしれないし、部屋にピアノを置く場所がない、などの理由で「卓上キーボード」を購入される御家庭もあります。が、特にお子様の初心者の場合は、おススメは出来ません。やるからには上達しないと時間とお金が勿体無いですし、その為に、一定期間は頑張る覚悟が必要です。当たり前ですが、先に楽器を用意した親子様の方が、覚悟が決まっています。
とは言っても、初めてもいないピアノレッスンのために楽器を用意するなんて…と躊躇される方は、先生とご相談の上、「最初はキーボードで初めみて、どこかの機会で上位機種に変更する」というように、最初にお決めいただけるといいと思います。鍵盤数はできれば最初から88鍵が良いと思います。鍵盤数がアコースティックピアノと同じ方が、レッスンに行った時に戸惑わずに済みます。楽器もですが椅子も大切です。身体の大きさに併せて高さを調整する楽器専用の椅子は、大切なアイテムになります。
そして、用意した楽器の置き場所です。家の中で一番人気がなく邪魔にならないところに置きがちです。人気のないところに楽器を置くと練習が孤独になり、また親御さんの目も届きにくくなります。小学生低学年以下のお子様の場合は特にですが、親御さんと同じ空間で練習する事が必要になります。
それから、空調は意外と大切で、冬は寒くて夏は暑い部屋に楽器を置くと確実に練習の習慣がつきません。
話しが横道に逸れますが、大人の初心者の方で一番上達が早かった人は、炬燵の上に卓上キーボードを乗せた環境の方でした。
大人方は初心者といえど、人生経験からピアノはどういうものか、何となく察しが付いています。なので普段が卓上キーボードであっても、レッスンでグランドピアノを弾くだけで、本物のピアノを想像しながら練習できたのです。
このことは、何時も触れる場所に楽器を置くことが、とても大切なことだと表しています。(残念ですが炬燵に卓上キーボードだと、ペダルをつけた曲が練習できないので、季節の移り変わりとともに、楽器も移動しました。)
楽器を用意する事と楽器の置き場所を決めたら、次は「どんな方法」で「どのようなピアノ」を用意するか、という事になります。
一番簡単な方法は「アップライトピアノ」という縦型の家庭用ピアノか電子ピアノのどちらを買うか決めて、最寄りの楽器店に行き、勧められたピアノを購入する方法です。間違いはありませんが、必要以上の上位機種を勧められる可能性があります。
ピアノを買う前にお教室が決まっている場合は、先生にご相談して選ばれるのが一番良い方法です。(習って貰う方は電子ピアノではなく、本当のピアノが一番有難いですが、近年の住宅事情ではそれを許さない時もありますから、無理な事は仰らないと思います。)
ちなみに、ピアノが高価格で電子ピアノが低価格とは一概に言えません。見た目もタッチもアコースティックピアノとそっくりな機種もあります。そういう楽器はお値段がかえって高かったりするからです。ですから予算を決める事も大切ですね。中古ピアノの方が新品の電子ピアノより低価格な事もあります。先生からの紹介で楽器店のフェアなど行くと、コスパの良い中古ピアノに出会う可能性も高いです。
住宅によっては重量に制約があるかもしれません。楽器の大きさだけでなく、重量も調べてから決めた方がいいでしょう。
電子ピアノに関しては、YAMAHAやKAWAIIといつたピアノ製作で実績のあるメーカーのものは、タッチがグランドピアノに似せて作っているのでピアノ学習者に優しいといえます。
さて、電子ピアノで初められた方で、グランドピアノでレッスンを受けているうちに、自分の楽器に物足りなくなる事があります。生のピアノと電子ピアノの差に気がついてしまうからです。物足りなくなった時に、もっと気に入ったピアノに買い替えても良いですし、電子ピアノは電気製品なので経年劣化します。壊れた時が買い直し時かもしれません。
結論として、最初から頑張って、ピアノや高額の電子ピアノを購入しなくてもいいのですが、折角習うのでしたら、将来手にはアップライトピアノか、きちんとピアノの姿をしていて、ダンパーペダルが機能する電子ピアノがお薦めです。
お子様が成長すれば、練習量や練習時間帯、楽器に対する要望も変わります。その都度都度に、アップライトピアノにするか、以前より上位機種の電子ピアノにするか、考えれば良いかと思います。
2019.05.22│コラム
日々の練習時間について
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中央線沿い「阿佐ヶ谷教室」もご贔屓に!
寒くなったり暖かくなったりの繰り返しで、ゴールデンウィークとはいえ、新年度や新学期が始まって1ヶ月が過ぎた頃、何か新しいお稽古ごとにチャレンジしたくなるシーズンでもあります。
というわけで、春から夏のシーズンは新規の生徒様が入会されるシーズンであります。
年少者の場合は自分からお稽古ごとを思いつかないので、親御さんが節目の時期である幼稚園入園や小学校入学時からお稽古ごとを探し初め、タイムラグがあって初夏の頃に習い初めるという方が多そうです。大人新入会の方も実はこの時期に集中するのですが、新しいことを始めたいそんな気分になるのだと思います。
そんなお稽古ごとの中でも、ピアノ教室に通ってピアノを弾けるようになる、というのは老若男女問わず魅力的な自己未来像ですよね。今回は、そんな初めてピアノを習う人にアドバイスしたいと思います。
さて、ピアノ教室に通うことになり定期的にレッスンを受けると、練習をしなければならなくなります。全く何もせず再び教室に行くとなると、前回の記憶が無くなっていたりします。今時のピアノの先生はお優しいので、不真面目だと責めたり、怒り狂う事はありません。ですが、すっかり下手くそになって教室に舞い戻った本人、または付き添いの保護者の方は肩身が狭く、その瞬間だけは”この一週間、なぜ練習しなかったのだろう”と自分を呪うことになります。
初心者レベルから毎日の練習が必要とされ、おおよそ初級者レベルで一日30分~1時間。中級者レベルで1時間~2時間。基礎練習(指ならし)に15分。曲の練習に30分~45分。といった感じでしょうか。この練習量がこなせたら、どんな人でも無条件に上達します。
無理…な人も多いと思います…総合職でフルタイム勤務の会社勤め、小学校高学年から高校生は部活漬け、ご両親様がフルタイム勤務で保育園から帰宅するのが夜8時、受験生、どう考えても1日1時間の練習時間が取れそうにないケースの方が多いです。受験から解放された大学生も今時はバイトとサークルで目一杯でしょう。
そうなると、いかに”練習量に頼らず、だまくらかしながら上達する”か、という事が大切になりますし、実際毎日の自宅練習ができない忙しい生徒さん達も、なんとか自分のペースで上達しているのです。
今回はその方法をいくつかあげてみます。
1.ご両親様が練習するように煩く説教する。
親御さんも仕事や生徒さんより年少のご兄弟のお世話で、日々の練習に付き合いたくても難しいケースが多いです。小学校3年生以上でしたら、口先だけでもピアノに向かうよう説教してくださるだけで、毎回のレッスンが捗るようになります。
2.週末ピアニスト。
会社員の方は平日の練習は不可能。土日のどちらかは必ずピアノに向かい、且つ平日の夜隔週でレッスンに通うと、週1~2回ピアノに向かう時間が確保されできます。ご自宅で練習する時間のない方、自宅練習なしでも、週末レッスンに毎週通い一時間ほどピアノに触るだけで、なんとか新しいレパートリーを半年毎得ることが可能です。コツは一週間以上間隔を開けないこと、それ以上開けると完全に鈍るそうです。レッスンの間だけしか弾かない人は、自己流で間違えた音を覚える心配もありません。
3.レッスンの前と後に復習する
前述の保育園児童のような平日にピアノを触る時間がない生徒さん。目覚ましい上達は期待できませんが、音楽を”理屈抜き、感覚だけで捉えられる”時期にピアノと触れ合うことはその子供さんやご両親様にとって得難い経験になるはずです。
勿論、大人の生徒さんも、何もしないでレッスンに来るより、直前に数分でも弾いた方が良いに決まっています。少し触る事で、前回のレッスンの記憶が蘇り、新しい事項も受け入れやすくなります。
4.保護者やご家族様が、ピアノに興味を持つ
例を挙げると…ピッタリお子さんの背後に寄り添い、生徒さんと同じ目線でレッスンに付き添われる保護者様がいらっしゃいます。そして、お子さんの教則本と全く関係のない質問をされることもあります。「サンバのリズムってなんですか?」といきなり突拍子もなさそうですけど、普段の生活の中で音楽に興味が無ければ出てこないはずの質問です。保護者様が習わせてる側でなく、一緒に興味を持ってレッスンに来られている事は、生徒様が主体的に練習するための強力なモチベーションに繋がると思います。
ここまででなくても、送り迎えの時に必ず先生と顔を合わせて、レッスンの課題について申し送りが出来たり、ラインなどで家庭学習の様子をお知らせくださったり等、先生と親御さんとの連携が取れていることも、年少の生徒さんの上達に良い影響が沢山あると考えています。
大人の生徒さんの場合は、同居の家族や配偶者のご理解を仰ぐことや興味関心を持ってもらうことも大きいです。「もうすぐ発表会じゃない?ちゃんと弾けてるの?」などの声がけをされることは、確実に練習へのプレッシャーになりますから。
以上。ピアノ学習が日常のルーティンワークになってしまえば申し分有りませんが、それが難しい環境や生活習慣、コツコツが苦手なの性格などの方々向きの対処法を思いつくまま書き出してみました。
毎日1時間から2時間の練習が無理なピアノ学習者様や無理だなあと思われるお子様をお持ちの保護者様。是非とも参考にしてみてください。(もちろんですが、練習時間は長ければ長いほど上達のスピードが上がりますので、そこは誤解なさらぬように。)
毎日判で押したように練習しなくても、ピアノは楽しめますし、更に努力した分は必ず上達というご褒美が付いてきます。心が折れそうな時もあるかもしれませんが、せっかく初めたピアノなので、末永くお付き合いできることを祈っています。
2019.04.29│コラム
ピアノ演奏、または演奏のためのプラクティスが脳に与える影響について
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ピアノを弾いたことがない人からよく言われることがあります。「両手がバラバラに動くなんて信じられない!」。少しでもピアノを弾ける人にとっては「そんな事で驚かれること事態が信じられない!」でしょう。両手が違う動きをする、違うリズムを奏でる、両手で違うメロディーを弾く、は、導入期間からずっとやり続けているプラクティスだからです。では、ピアノが弾けない人(特に音楽未経験者)とピアノを弾ける人とは、どうして器用さに差ができてしまったのでしょう。
さて、クラシックやジャズ、ポピュラーのジャンルを超えて、ピアノ演奏は他楽器より多くの情報を処理し続けて演奏しなければなりません。
それはピアノがオーケストラと匹敵する「広い音域」があり「同時発音数が桁外れに多い」楽器であることに起因しています。演奏者は美しく「メロディー」を弾くだけでなく一人で「ハーモニー」を奏で「リズムをキープ」する役割まで引き受けます。バロック音楽では通奏低音、ジャズでは左手でベーシストのの代わりまですることがあります。そして歌や管楽器でしたら1人1パートですが、ピアノ、オルガンなどの鍵盤楽器は1人多声部を演奏することが可能です。ピアノという楽器を演奏することは「できることが多い」分だけ「やることが多い」、沢山のことを整理するための「知識やロジック」も必要で、つまりはものすごく「頭を使う」ことになるのです。
これがピアノ学習者にとって、時に険しい登り坂のように聳え立って見えたり、またはその先に魅力的で美しい世界があるように思えたり・・・。で、個人個人の練習に割ける時間はまちまちであっても「ピアノを弾く生活」や「ピアノ仲間」がいる人生にはまっていくのだと思います。
ピアノを習得するのに最適なのは幼少期と言われています。早くから始められる環境とご本人の成長(ピアノは子供用の軽い鍵盤や小さな楽器がないので)が備わっていればそれに越したことはありません。手がしっかりしていたり先生の指示をなんとなく聞き分けられたら、3歳からでも多くの教室では受け入れてくれるはずです。早ければいいというわけではなく7歳で初めたら7歳としてのピアノとの出会いが、9歳でしたら9歳の人にふさわしい出会いがあるはずです。(3歳ですと感覚に直接に訴えかけることが出来ます。それが就学児になるとロジックや知識に訴えかけた方が理解が早くなってきます。脳の成熟度が変わるからでしょうね。)
さて、ピアノを弾く人にとって高い頂に上りつめた人、「ピアニスト」はどうやって左右の10本の指を目にも留まらぬ速さで動かし、左右の手を別の生き物のように操り、長大な難曲をいともたやすく華麗に演奏できるのでしょう。近年まで「ピアニストの超絶技巧」は大いなる謎でした、が最近少しずつベールが剥がされてきました。いくら天才でもピアノを習い始めた直後から「超絶技巧」になるわけではないのですから、幼少期から大人になるまでの「たゆまぬ練習」によって培われたものであるのには間違いありません。
実は1995年くらいから、ピアノストとそうでない人の決定的な違いは「指や手の筋力」でなくて「脳」にあることがわかってきました。1980年頃から脳の機能を調べる装置が飛躍的に向上しピアニストを被験者にした実験や研究が行われるようになったからです。同時に幼少期の人にとって「ピアノの練習が脳にどのような影響を与えるのか」の研究も始まりました。
研究の結果は、ピアノを練習した子供たちはピアノが弾けるように「脳を最適化」していることがわかりました。ピアノの練習をした子供たちは、脳の比較的表面にある神経細胞が増えたのです。この神経細胞はミエリンという鞘に包まれていて20歳ごろまで発達します。この発達の仕方が運動能力や認知機能に影響することがわかっています。「子供の習い事はピアノとそろばん」とは昭和時代から言われていましたが、「手と頭を両方使うこと」が子供の成長に良い影響を与えることが科学的にも立証されたのですね。
詳しくはこの本を参照にしてくださいね。 古屋晋一氏は、音楽を愛する全ての人が、心に思い描いた表現を身体に無理なく創造することを実現するため、音楽演奏の脳神経メカニズムや身体運動・感覚技能の熟達支援,音楽家の脳神経疾患について研究し,その社会実装に取り組んでいるのだそうですね。
この本は2006年に出版、古屋晋一氏が訳しています。氏はこの分野によほど興味がある研究者のようです。
ピアノは「指が早く正確に動けばそれで良し」というものではありません。加えて前述したハーモニーを聴き分けたり、リズムを感じたり、メロディを歌うために必要な「聴覚」。クラシックの場合は楽譜から音楽を読み取らなければなりませんので「視覚」。目で見た楽譜を運動に変換する能力、つまり「視覚→運動」。弾いた音を聴いて修正する能力「聴覚→運動」。頭をフル回転しないと演奏できないのです。大人の生徒さんが「ピアノを弾くと楽しい、ストレス発散になって頭がスッキリする」と頻繁言われます。「普段使いでないところの脳を使う」ということが影響しているのではと思われます。ピアノを練習することや発表会などの場で人前で演奏することは、集中力も高めます。成長期のお子様にとってピアノ演奏や習得するための努力をすることはかけがえもない経験になるはずです。
余談ですが、これまで記載したことを踏まえると、ピアノ演奏することはどう考えても容易ではありません。ですから、ご両親様や保護者の方々が日々の練習において、絶えず励ましサポートすることは大切で、またそのことが生徒さん以外のご家族様にとっても音楽に触れるきっかけになり「お子さんが習われるということで、ご家族で音楽のある生活を楽しめる」。そのような家庭環境ができればとても素晴らしいことだと思います。
2019.02.12│コラム
芸事に大切なこと!?
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小学生が帰った後、レッスン机の上にはフタがしていないスタンプ台とそのインクで汚されたスタンプが転がっていた。すぐ気がつけばよかったが、少し時間が経ってしまったので、スタンプ台は干からびていなかったけど、スタンプに付いたインクはなかなか落ちない。
普段はお洋服につかないように使った瞬間にフタをしているのに…そういえばお迎えが思いのほか早くて、生徒さんも私も慌てていたっけ。
阿佐ヶ谷教室では、付き添いで来る3歳の下の子にホワイトマーカーのピンク赤系統ばかり、キャップの締め忘れで全滅させたことが何回もありました。(3歳児ながら女子力高い)。私が教室を閉める時にチェックすれば済む事なのに、元来ズボラで忘れっぽいので何回も同じ事を繰り返す。ホワイトボードにデカデカと「帰る前にキャップを閉める」と書いたのだが、それすら綺麗に消してしまって、スッカリ忘れて帰ってまう。
この歳での忘れん坊は治らないから、五本セットで買っている百均のホワイトマーカーは、同じ色の在庫がたまらないように、全部干からびるまで新品を下ろさないことにしました。
もう、自分が信用できないので、生徒さんにしっかり後片付けをしてもらわないと。後片付けのモチベーションがあれば、子供達は大人より面倒くさいと思わないで毎回完璧に仕舞ってくれるはず。それでもっともらしいお話をする事にした。
「◯◯ちゃん、この前スタンプを出しっ放しで帰っていたよ。このスタンプは使っていないはずなのに汚れていたし、先生は、大事に使って欲しいなぁ。」ここまではヘェーだという顔で聞いている。
「他のお稽古事もしている貴女だから”特別”にお話しすけど、芸事はお終いが大切でしょ。踊りでもくるくるっと上手に回れても最後ひっくり返っちゃったら台無しじゃない?ピアノも皆んな同じなんだよ。レッスンや普段のお練習もお終いを丁寧にすると、なんでも上手になるんだよ。そんなに苦労しなくて、お友達より上手に出来たら嬉しいでしょ。」と、もっともらしく語ると、説教かと思ったらお得情報だということで、聞き手の表情も真剣になっている。
その結果…
「先生、ピアノの譜面台に譜面を乗せたまま、消しゴムを使うと消しクズが譜面台に落ちちゃうでしょ。机を使わないと。」と注意を受けるように。また、
お迎え保護者の方を玄関でいつまでも待たせながら悠然とスタンプを磨き続けるようになってしまいました。生徒さんは「長尾先生のものだから大切に使いたいの。」と嬉しいことを言ってくれてます。
有り難いことです。ちなみに老若問わず女子は、「特別」とか「限定」とかいう言葉に弱いそうですけど、私もランチは、必ず「限定◯食」に食いつきます。
2019.01.10│コラム
新年会に向けて
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秋も深まり街にはクリスマスソングが流れているこの頃、MY MUSICは新年会の準備に追われ出します。
子供の生徒さんのソロ曲、だいぶん決まってきました。
楽譜を用意したり、作ったりの作業は次のイベントが2ヶ月前くらいからはじまります。先週までは、作業に追われ、今週出来上がった譜面をお渡しして、ホット一息です。
大人の生徒さんは発表会が終わった半年前から、レパートリーを決めて練習に取り掛かります。余裕綽々で、飽きないように他の曲をレッスンに持ってきたり、演奏曲目に弾き語りや連弾など、ソロでないものをプラスしていきます。そしてお尻に火がつくのは2ヶ月切ってからです。その頃には意外と残り時間がない事に焦り出します。
初チャレンジで、教室が違う小学生の女の子が誘いあって連弾します。今回のように、発表会などで見かけた同じくらいの歳の子をスカウトするケース、普段一緒に弾かないばかりか教室まで違うので、そうそう合わせる機会もなく初回の合わせは、先生の私の方がドキドキです。
真逆の感じで、レッスン時間が前後で顔を合わせているうちに、一緒にやる?的にペアを組むケースがあります。このケースは、たまたま時間が近いだけなので、大人と小学生みたいな歳の差カップルも出来るし、好き放題に合わせられるし。レッスン中の合わせは、お互い仕切りながら楽そうに合わせの練習をしていますので、先生は楽チンです。残念ながら今回は1組もありません。
断然多いのは、先生との連弾。私はフォーレのドーリー組曲から「スペイン風の踊り」のセカンド担当があり、久しぶりに弾いてみたら音は飛ぶは、手の交差はいっぱいあるは…結構合わせる練習しないと難しいですよね。泣…
そのほかの連弾、ミスチルのHANABI、リトルマーメイドのパート オブ ユア ワールド、は譜読みが始まったばかり。年末年始挟んで2ヶ月ってよく考えたらレッスン8回ないわけで、本人達のリクエストとはいえ大変な事に!頑張らないと(頑張らせないと)。
それは大人の生徒さんも同じです。アルコールOKの年代の方々は新年会はパーティメインという事にして、随分気楽そうです。二次会の打ち上げのワインを何本用意するのかの方が大問題になっていたりします。
というわけで。気を引き締めるためにも、今週からは強制的に新年会向けの新レパートリーやら連弾をレッスン時間の冒頭に持ってきて、目処が付くまで頑張りました。たった一回のレッスンでも成果が出て、すると道半ばですがちょっとした楽観ムードが漂ってきたりして・・・(マズイ、また失速する)。
ところで最近、手相の勉強をしている友人の連鎖に、手相を見てもらったら、ストレス線が出ているそうです。自分もですが、生徒さんやレッスンに付き添いされる保護者の方のストレス線を新年会のために増やさないように、楽しく準備しなければですね。
来年の新年会、初チャレンジ、初参加の方も多く、盛りだくさんのプログラムです!ステキな会になりますように。
2018.12.09│コラム