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活動情報

コラム

発表会の続き

前回からの続きです。
発表会は生徒さんの独奏が終わり、ひと段落。休憩の間にビンゴ大会(プレゼント交換会)の準備です。ビンゴの景品は参加者の持ち寄りです。

 

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ビンゴになった順で景品を選ぶのですが、中身が見えないように梱包をお願いしているので、景品を前にして相当悩む人も出てきます。

 

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ビンゴカードも手作りです。

 

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ビンゴになって記念撮影。司会の太郎さんが変なポーズを決めていますね。

 

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私もやっとビンゴになりました。運の悪い女子の集まりになりました。が、もっとツイてない人が3人ほどいるみたいです。

 

みたいな感じで、無事ビンゴが終わり、ソロ以外の生徒さんの発表が続きます。ミュージックベルの登場です。ミュージックベルもなかなか可愛らしく癒される音です。それにしても、ベル演奏の子供達が堂々として立派でした。(最初のピアノ独奏、連弾から、保育園小学生組は絶好調でした。)

 

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私のオリジナル曲を連弾してもらいました。

 

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これが終わったら、とうとうゲスト&講師演奏です。トイレ休憩中太郎さんに「余裕そう、いいなぁ〜」と話しかけると「いっぱいいっぱいですよ」と言っていましたが、この表情。

 

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太郎さん、素敵な朗読をありがとうございました!!

 

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サティの「びっくり箱」を弾きました。全く受けないかと思いきや、意外と好評でした。

 

この後は何が起こるかわからない初見大会のトーンチャイム全員演奏です。発表会通して一番緊張した顔になります。

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真剣そのものです

 

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子供達も楽譜を見ながら一人で頑張っています。

 

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付き添いのパパも頑張っています。

 

なんとか無事トーンチャイムが終わって、お楽しみ抽選会、景品は私が以前熱海と箱根に行った時のお土産です。太郎さん達から「ためしてガッテンのタオル」を差し入れていただきました。
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というわけで12時リハーサル開始からお開きの17時まで、たっぷり遊び倒した1日でした。

皆さま、長丁場お疲れ様でした!!
最後に世話役さん、ありがとうございました!

 

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初参加の生徒さんが多い発表会でした

 

7月23日、梅雨の真っ只中で蒸し暑くなりましたが、かんかん照りにならず雨も降らず、良い塩梅で助かりました。
 

今回も昨年と同様に「KMアートホール」で、11時からリハーサル、緊張からか「絶対大丈夫!」とお家で宣言していた子も「あれ、あれれ」と連発。小学生はだいぶ緊張したみたいです、比べて一族を引き連れてきた4歳の子は、最初からリラックスムード。
大人たちはピアノのタッチやペダルの感覚に慣れるのに一生懸命です。とにかく会場はよく響くし、マホガニーのシュタインウエイは音が輝いて美しいので弾きごたえには大満足です。小ぶりなピアノなのに豊かな響きなのが不思議な感じです。

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リハーサル中は先生はカメラマンをしています。

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何がそんなに楽しいんだか・・・私が緊張してきた。

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さて、13時開演。最初に集合写真を撮影をし、気合を入れてから演奏開始です。カメラさんも発表会のたびに呼ばれているので、身内感覚です。和気藹々と写真を撮ってもらいます。

演奏が始まってしまうと、リハーサル時には緊張してコケコケだったのに本番は一番いい出来の方ばかり。生徒の皆さんの「心臓の強さ」と「本番に強い」ことに脱帽です。

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生徒さんのピアノ独奏は無事終了。
 

MYMUSICの発表会。実はこの先の方が長いんです。生徒や保護者の皆さんは、緊張感から解放されたこれからがお楽しみ本番、対してゲスト・講師はこれからどんどん緊張するのです。

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私と「ゲストで司会」の太郎さん。2人で会を進行します。

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今回は白鷺教室に4歳の男の子が入会、阿佐ヶ谷教室に男性ご入会もありました。その他の私の個人的な友人がお子さんを連れて聞きに来てくださったり、フレッシュな顔ぶれになりました。・・・・続く

パントマイム『びっくり箱』の試演 1

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23日の発表会、講師演奏でサティの‘パントマイム音楽『びっくり箱』’を弾こうと思いました。それで演奏前にU先生や友達に聴いてもらうことに。
 

「エリック・アルフレッド・レスリ・サティ(Erik Alfred Leslie Satie、1866年5月17日 – 1925年7月1日)は、フランスの作曲家である。サティは「音楽界の異端児」「音楽界の変わり者」と称され、西洋音楽に大きな影響を与えたと見なされており・・・」
 

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ウィキペディアの冒頭の文章です。異端児だったんでしょうね。サティについては「4月27日のコラム https://mymusic-rhythm.com/date/2016/04」で、おおよその解説を書きました。
 

面白い曲ではあると思ったものの、最初に、U先生に聴いていただいた感想は、「わけがわからない」「弾きたいの?」でした。
 

U先生の和声感からは逸脱しているのだそうです。特に最後の曲は「変」だったみたいです。私も最初から「なんだかな?」と思っていたので、聴いた人はみんなそう感じるのだろうと思います。じゃあなんで弾く気になったのかといえば、プレリュードのメロディがキャッチーだったからです。ただし、サティの代表曲と言えるかどうか、日本のウィキペディアでは、ピアノ曲の欄に「ビックリ箱1899年」だけで黒字のままなので、別ページに曲解説があるわけでもなく、密やかにその他大勢の曲に埋もれています。
 

これは日本語版なのですが、英語版を見てみるとちょっと違ってきます。ぎっしりと書かれた英文の中に「Jack in the Box」を見つけました。なんで英語のタイトルをつけたのか、「considered fashionable」だからだそうです、つまり当時のパリっ子に流行りそうなオシャレなタイトルにしたらしい。
 

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「オーケストラに編曲するつもりであったが、1905年とある日にバスに乗った際に置き忘れてしまい失われました。」・・・というのが本人談。本人はバスの中に置き忘れたと頑なに信じていたらしいのですが、死後、楽譜は彼のノートや本やヨレヨレでくたびれたピアノの中から見つかったそうです。
 

そして1925年亡くなってから翌年、生誕60周年の式典で『ディアギレフの主催‘‘バレエ・リュス’』で『美術アンドレ・ドラン(フォーヴィスム‘野獣派’の巨匠)』、『オーケルトラ編曲はダリウス・ミヨー(‘フランス6人組’の作曲家)』というすごい面々、で上演されました。そして、フランスの批評家たちからは「平凡」「陳腐」と、イギリスの批評家たちからは”pert but hollow.”(どうも「粋なんだけど空っぽ」みたいな意味らしい)と酷評を頂いた・・
 

U先生まで「60周年年式典で演奏されるような曲なんですかねぇ?」っと、メチャクちゃな酷評。しかしながら式典で演奏されるならソコソコの代表曲なんでしょう。
 

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死後に楽譜が見つかったのは奇跡だったと思います。片付けと遺品整理に訪れた人の中にミヨーら作曲家仲間がいなかったら、楽譜は紙ゴミとして処分されていたでしょう。

住人本人が‘アパートメント丸ごと「宝石箱」で「宝の山」’(しかも誰一人して入室を許さなかった)だと主張していた、多分「ゴミ屋敷」に清掃と整理に向かうのは勇気のいるところです。偏屈なイメージがあるサティですが、このように素敵な芸術家仲間に囲まれて、結構社交的に生活していたことが偲ばれます。
 

そこまで話を聞いて、しかも「3つのジムノペディ」(三つの区別がつかない)や「ジュ・トゥ・ヴー」の作曲者と知らないと、なんだかわからないまま終わりそうな曲です。発表会では長々と解説をつけるかな・・・
 

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筋肉の使い方と鍛え方

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この夏は猛暑らしいです。梅雨も明けきらぬうちからこのような暑さで、腕を出す機会が増えているのではないでしょうか?
「ピアノダイエット」とか「ピアノ健康法」のタイトルで本を出版したら、どれくらい売れるのか、女子の生徒さんたちとそんな話をすることがあります。大手楽器店の書籍売り場でも、まだこのタイトルの本は売り場に並んでいません。「歌は健康に良い」とか「ピアノは脳トレになる」というのは、よく聞く話ですが、どんな演奏でも体を使うのですから、何かしらの運動や呼吸法になっているはずです。
 

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ペダルを踏みのが下手な生徒さんがいます。勢いよく踏み込んでパッと離すのはできるのですが、「半ペダル」とか「段々踏む、上げる」が苦手なそうです。「ふくらはぎの筋肉が少ない」から・・というのは生徒さん自身の自己分析です。
 

そうそう、普段あまり意識していませんが、ピアノを弾くことは全身運動かもしれません。
 

フィットネスクラブ等で‘大胸筋’と‘三角筋(肩のあたりですね)’を主に鍛える「バタフライ」というマシンを使って筋トレをしたらピアノを弾くのが楽になった・・とU先生が言っていました。私も地元のフィットネスクラブが閉鎖される前には、ジムでマシンを使っていたことがありました。が、やはり「バタフライ」は一番即効性があったような気がします。先生と意見があったところで、大胸筋を鍛えるとピアノに有効だということにしておきます。鍛えたら弾くのが楽になったということは、ピアノを弾くには大胸筋をよく使っているということですね。
 

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「上腕をウエイトでトレーニング鍛えたら、ピアノが上手になりました。」と報告した生徒さんがいます。上腕の筋肉も関係がありそうです。
 

ここまでの話は、全部が主観であって、ビフォーアフターを比べた客観的データがあるわけではありませんので、「何がどう上手になったのか」もわからないし、まゆつば物なのかもしれませんが、「そんな気がする」っという感覚は大事にしたいですね。
 

ピアノって脱力が大切だっていいますよね。打鍵する時は指の支えはしっかりしていたいのですが、筋肉を圧縮して使うと、動きが硬くなって自由さがなくなり、身体に無理のある奏法になりがちです。つまり筋肉を圧縮して使うマシンを使うトレーニングで腕っぷしを鍛えてもあんまり意味がないそうです・・・と閉鎖しちゃったフィットネスクラブのトレーナーさんが言っていました。力が抜けている状態で出せるパワーを増大させるには、「重いものを指先につけて負荷をかけて振る」のがいいんだそうです。
 

へえ〜・・これですか?まさかスポーツジムのトレーナーさんがこの代物をご存知だとは思えないのですが。
 

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私のように手の小さい人が、もし装着して振り回している間に指から抜けて飛んでいき、人や家具にあったったりしたら、と思うと恐ろしくなります。ワンサイズなので手の大きな人は重くて痛いのでなくて、血行不良で痛くなるそうです。これを装着してラジヲ体操をすると、ものすごい運動になりそうな気がします。
 

(このウエイツ、なぜか流行になる前に、宣伝用に貰ったのをいっぱい持っていて、一人で持っていても仕方がないので友人知人生徒さんに押し付けて、それなのにまだ寝室に一セット、リビングに一セット、レッスン室に一セットあります。お貸しした人も、多分誰も使っていないんだろうと思います。)
 

フィンガーウエイツは強制脱力マシンです。何故なら、指一本につき30グラムの負荷はけっこう重いので、頑張っても何の力も入れられなくなるからです。
 

話が横道に逸れました。友人知人で練習熱心だと噂されている方々が、意外にもムキムキでないスレンダーな腕の持ち主が多いのは、筋肉を縮めて負荷をかけていないかららしいです。(バレエダンサーも同じだそうです。
 

バレエを踊る時は、両足を180度に開く=アンデオール(足を外旋させる)で捻ったり、ストレッチして、筋肉を圧縮しないように使っているので、マッチョな脚にならないんだそうですよ。)

 

で話は戻ると、ピアノを弾いて「腕を細くする方法」、「腹筋を鍛える方法」、第二の心臓と言われている「ふくらはぎの筋力アップと血行をよくする方法」、で本を書いたら売れるのではないか、夢の印税生活が送れるのでは、と話し合ったりしているわけです。MYMUSIC内の誰が執筆者になるのかはいまだ不明ですが。
 

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教える人の気質について

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保育士だった友人が小学校教諭に転職したことがありました。嬉々として、小学生低学年の生徒を引き連れて過ごす日常を語ったのを聞いた時、正直そんなものなのかなぁ?と思ってしまいました。小学校の先生は、自分の専門に特化して教えるのではないので、同じ教える仕事でも「自宅教室や大学」とは、やり甲斐と感じるところが随分と違っているようでした。
 

この感じ方の差は気質の違いが原因のようです。
 

ピアノの自宅教室を開設するにあたり、縁あってカウンセリングや心理分析を受けてみました。自分の事がよく分かると、教えるのに良いかなぁと思ったからです。結果は「循環気質のペルソナを被る分裂気質」でした。占いと一緒で信じるかどうかは本人次第ですが、多少は当たっていそうな気もします。
 

平たく説明すると、「和気藹々と人と楽しくやるのが好きな振りをしている’お一人様’」。
 

口の悪いアナリストのさらなる説明によると、
 

「一人で一か所にジッと留まっているのが好きで、たいして面白く無い事を延々と続けられる。他人に興味が無いので名誉欲も希薄で、人の目も気にしない。体力がなく、根気や努力が続かず、諦めが早いので、不動産や車のような高額商品のセールスには不向きだか、安価なものを大量に売る事はできる。興味のあるものしか目に入らず、ほかの事には気がつかない。そのまんまでは社会生活が大変になるので、仕事をしたり社会生活を送るために、人付き合いが好きな振りをしている。」
 

半分くらいは当たっているかもしれません。上記の小学生教諭になった友人の話を聞いたときの、自分の反応と照らし合わせて考えたとき、「これが本当だったら、小さい人にお教えするのには、まずいかもしれないので、気をつけなければならないなぁ…」と思いました。
 

なぜなら、小中学では滅多に見かけないけど、高校ぐらいからポツポツと、大学にはいっぱい存在する、「授業崩壊しても気にしないで楽しそうに自分がしたい授業をし、学生や生徒が騒いでいても自分がいい授業が出来たと満足すればokで、時間になるとサッサと教室を後にする先生。」も同じく分裂気質なんだそうです。お子さん相手にこんなレッスンをしていたら、かなり問題がありますよね。
 

なので、お子さんの生徒さんがいらっしゃった時は、小中学校教諭をしている友人達を一生懸命イメージしながら教えています。上手く仮面が被れていたらいいのですが…
 

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